やはり出た  原発寿命、現行と変わらぬ60年 安全規制骨抜きも

2012/1/1 7

 運転開始から40年で原則廃炉にする方針を打ち出してから10日余り。政府は60年までの延長も場合によっては認める考えを、新たに示した。
「寿命60年」なら、30年超の原発に対し60年後まで安全性が保てるように保全計画の提出を求めてきた今の規制と変わらず、
原発の安全強化に疑問も出てくる。運転期間の「ダブルスタンダード」は、エネルギー政策で原子力を今後どう位置づけるか
明確にできない政府の現状も映し出す。


 細野豪志原発事故担当相は40年超の延長を「極めて例外的」としているが、審査基準は公表しなかった。
電気事業連合会も基準を明確にするよう要請していたが、法案では基準は明記せず今後の検討事項とした。


 政府が基準の明記を見送った背景には、原発を含めた電源構成を示す「エネルギーミックス」の方針が定まらないなか、
原発への信頼回復を目指し原子力安全庁が4月に発足するまでに、廃炉方針を先行して打ち出さざるを得なかったからだ。


 「40年で廃炉」を徹底すれば、2020年には54基中18基、50年には全て廃炉になる。最大20年延長という例外規定を設け、
エネルギー政策に選択肢を持たせようとした工夫が透けてみえる。


 原発の安全性は原子炉の設計や個々の状態によっても異なる。今後、老朽化対策が高度化するのを見越して、
政令で定める延長基準や期間を変更する含みも残した格好だ。

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政府、役人のお得意の手、例外骨抜き法案、またも、でた〜ぁ
これだから日本は沈没だ〜ぁ〜