温暖化、紅葉が記録的遅さに 最遅日16カ所で更新

写真:増田啓子教授が2011年11月20日に撮影した清水寺増田啓子教授が2011年11月20日に撮影した清水寺

写真:増田啓子教授が2002年11月18日に撮影した清水寺増田啓子教授が2002年11月18日に撮影した清水寺

 カエデとイチョウの紅葉(黄葉)が今年は、記録的に遅れた。この秋が全国的に高温だったためで、長期的に見ると、
地球温暖化や都市化などの影響もうかがえる。各地の紅葉祭りも、12月まで続くことが珍しくなくなりつつある。

 気象庁は、カエデやイチョウに関しては、標本木の葉の大部分が色づいた日を「紅葉日」「黄葉日」と定めている。
同庁が12月7日までの各気象台などの状況を調べたところ、紅葉日は52地点中7地点、黄葉日は49地点中9地点で
最も遅い記録となっていた。北は盛岡、山形から、南は奈良、熊本と、各地でみられた。

 同庁によると、平年と今秋の気温差の平均は北日本で+0.9度、東日本で+1.1度、西日本は+1.0度。
いずれも統計史上5位内に入る暑さだった。紅葉・黄葉がまだの所もある。

 気象庁の異常気象リポートでは、カエデはこの50年間で15.6日、イチョウは10.7日色づきが遅くなった。
一方で落葉時期の遅れは、カエデは9.1日、イチョウは5.4日にとどまっているため、観賞できる期間が実質減っている計算になる。

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